すごい人と劣等感
僕の大学は地方国公立で、東大や京大に比べてしまうと劣っているかもしれない。
それでもすごい人たちがたくさんいる。
医学部でしょ?すごいじゃんとか言われるけれど、自分はまあまあまじめにコツコツ勉強してそれでも一浪して、まあなんとか合格といった感じで。
容姿が優れてるわけでもないし、運動や音楽が特別できるわけでもないし、英語が話せるわけでもないし、なんなら勉強頑張って研究してすごい医者になってやろうという気概もないくらいで。
特に一芸に秀でてるわけでもなく、友達がたくさんいるわけでもないので、そこそこに遊んで留年しない程度の勉強で6年間過ごしてきたなぁとしみじみ。
人とかかわるのも得意ではないので、休みは家で映画や漫画と
外が明るいうちはさみしくなることもあるけど、暗くなってくるとまあいいやと。
楽しいこともあるけれど、たまになんで生きてるんだっけ?とか考えて鬱々とした気持ちに。
今更医者になるのをやめる勇気もないから、このままなんとなーく研修してどっかで働くのかなぁ。
国家試験に向けて勉強してれば良いっていうのは、明確なゴールと、やるべき課題があって答えもあるから楽だなとか考えて。
勉強できるわけじゃないけど。